花態:生花 五行格 花材:伊吹
五行格は、古代中国思想の五行説に基づくもので、五行とは天地の間に絶えず循環しながら、万物を生み出す『木』『火』『土』『金』『水』の五元素のことです。 花態では、体は土、用は火、留は木、添而不添は金、控は水と五つの枝で五行の格を表しています。 体、用、留の枝の配置は三才格と同じですが、用を入れた後に添而不添の枝を体と用の分かれ目のところから少し上の位置より体と用の中間の斜め奥に向けて入れます。 次に体、留を入れ、控の枝を最後に留より少し高い位置まで体の枝の向こう側に添わせ、枝先は添而不添の反対方向の斜め奥に向けます。
伊吹を五行格にいけました。 五行格は、三才格に添而不添(そうてそわず)と控の二枝を加えた五枝で立体的にいけます。 五枝は体を中心に四つの役枝を四方向に振出しそれぞれの働きが際立つよう、寸法とためる位置をはっきりさせるようまた、用添え、体の前添えなどの添え枝を充分に引き締めて扱うよう気をつけます。