2012/3/25

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花態:生花 景色生け 花筏 桂川の景 
花材:桜

本来桂川の景は桂川の流れに乗って下る筏の風情に、漁夫の腰に吊るした魚籠を花器に見立てて添え、桂川の情景を愛でた古人に思いを馳せながら生ける景色生けであります。
花台は二尺七寸より順次長短に切った青竹12本を細い葛蔓で2ヶ所編んだ花筏を、花器は漁に用いる鮎籠等を見立てた桂籠という花器を使います。また、桜は留を筏の後方に向って振り出した留流しに生け、桂川を下る筏の風情を表します。

今回は、花筏がないので、舟形のような爽という花器に、桜を留流しに生けてみました。

2012/2/26

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花態:生花 景色生け 南性北性の梅挿方 
花材:梅

『南性北性の梅』の客位に生けたものを『南性の梅』といい陽とし、主位に生けたものを『北性の梅』といい陰とします。
南性の梅は早春の梅で春の陽気を受けて南の方の枝から咲き始める風情を表すよう用の枝を少し張り気味に扱い、北性の梅は晩春の梅の風情を表し陽気が充分に満ちた姿を留流しで生け表すとされています。
花は体が半開、用は満開、留は蕾とし、七八分咲きの枝でしかも体と用を兼ね備えた枝が最適とされますが、体用兼備の良い枝がない場合は一本の枝に見えるよう扱えば良いとされています。
今回は時期的な事もあり気條が手に入らず南性北性共に使ってはいません。
また、北性の梅の留の枝も留流しにはしていませんが、一対に生けてみました。

2011/11/27

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花態:生花 景色生け 山里の松 
花材:松

嵯峨御流第五巻の 「山里水並山里生方の心得」に、二重切に山里の松とは峯の松と麓の松とを生け分けることを言い、上には遠山の松、下には里の松と心得て生けるべきなりとの記されています。
遠山の松は里の松より遠くに見えるよう幹が細く小ぶりで葉の短いものを選ぶか、葉の長さが同じの場合は剪定して短くすることも必要である。

2010/10/24

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花態:紅葉散り景色
花材:紅葉


紅葉散り景色は古木に紅葉した枝と若木を程好く添え、紅葉の美しさと散りゆく風情を表現するものですが、今年も木ははまだ紅葉していませんでした。
縦姿(右奥)と横姿(左手前)の間には川があると見立てます。
伸びやかな枝を生かしてやや大きめに生け、葉は少なめにしました。

2008/3/30

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花態:長閑の景色
花材:柳 椿

柳による景色の表現には、春の気候の進み行きにしたがって変化する柳の表情を写す3種の景色、『雪中の景色』『春風にしたがう景色』『長閑の景色』があります。
『長閑の景色』は、柳の枝が自然に垂れ下がる本性を最も素直に生かした表現です。
上に伸びる枝を『活』、下垂する枝を『死』と見立て、また、下垂する枝にも『死活』の思想に基づいて長短をつけるようにします。
今回は水盤へ縦姿・横姿の株分けで生けました。
縦姿は、留に椿を使うことにより華やかにまとめました。

2007/10/28

花態:紅葉散り景色
花材:紅葉

形にこだわらず自然の趣のある風情を強調し、川の向こうには古木を遣い大株に仕立て、空(実の姿)を体としていける。
手前には三才格(虚の姿)を守り用の働きとし、体用のいけ方とする。
散り景色らしく多少葉を少なくすると良い。
本来は川向こうと手前に白砂にて陸を作り、真ん中は黒砂をもって川の景色とする。

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