2012/4/22
花態:生花 端午の節句の花
花材:菖蒲 花菖蒲 蓬
菖蒲はサトイモ科で美しい花がつかないため、花菖蒲(アヤメ科)の花を普通禁じられている雇花として用います。菖蒲の葉は中高に組み、普通は花高にするのですが、端午の節句の花は花低に扱います。
用の葉三枚(裏)、前囲い葉二枚(裏)、この二組を実分け(花分け)の葉とし、用との間に菖蒲の花を入れますが、今回は菖蒲の花がないため花菖蒲の花を雇花とし入れました。
体は菖蒲の葉二枚(表)の前に体の花を添えて入れ後添えに蓬を入れます。
留に蓬を入れます。
通常、置花器に陸草と水草を混挿しないのが約束ですが、端午の節句の花に限り『菖蒲と蓬の両草の匂いを聞けば空の毒気を請けざる故』にいけてよいとされています。
2012/4/21
2012/3/25
2012/3/3
2012/2/26
花態:生花 景色生け 南性北性の梅挿方
花材:梅
『南性北性の梅』の客位に生けたものを『南性の梅』といい陽とし、主位に生けたものを『北性の梅』といい陰とします。
南性の梅は早春の梅で春の陽気を受けて南の方の枝から咲き始める風情を表すよう用の枝を少し張り気味に扱い、北性の梅は晩春の梅の風情を表し陽気が充分に満ちた姿を留流しで生け表すとされています。
花は体が半開、用は満開、留は蕾とし、七八分咲きの枝でしかも体と用を兼ね備えた枝が最適とされますが、体用兼備の良い枝がない場合は一本の枝に見えるよう扱えば良いとされています。
今回は時期的な事もあり気條が手に入らず南性北性共に使ってはいません。
また、北性の梅の留の枝も留流しにはしていませんが、一対に生けてみました。