花態:紅葉散り景色 花材:紅葉
形にこだわらず自然の趣のある風情を強調し、川の向こうには古木を遣い大株に仕立て、空(実の姿)を体としていける。 手前には三才格(虚の姿)を守り用の働きとし、体用のいけ方とする。 散り景色らしく多少葉を少なくすると良い。 本来は川向こうと手前に白砂にて陸を作り、真ん中は黒砂をもって川の景色とする。
花態:生花 七曲 逆体(主位) 花材:伽羅木
体の枝が上部で反転しながら日裏を向ける姿を美しく捉えたもので、その立ち上がる様に植物が持つ生命感を託した花態です。 体の枝を普通とは逆向きに扱い曲を取るため、日表が裏向きになりますので、体の後添えの位置に表を向けて『体受けの枝』を備え、体の日表と体受けの日表が向かい合うように扱います。 用と留の枝は低めに引き締めることにより、逆体の美しさを充分に生かすようにします。
花態:生花 三才格 株分け (縦姿・横姿どちらも客位) 花材:縦姿・馬酔木 横姿・竜胆
馬酔木は溜まりやすいので扱いやすい木物です。 体の前に付いた小さい枝をあえて切らずに体の前添えの枝として扱っています。 体に使った枝が客位の姿だったので横姿を縦姿の用の方へ分けた花形とし、足元に太い枝を使い一つにまとめるようにしました。 竜胆を横姿にすると色合いが暗めになるので、花器はあえて白いものにしました。