2005/10/23

一番太い枝を斜成体に使い、添えの枝を懸成体風に下げてみました。
枝が太いので留にもボリュームをつけました。
秋らしい赤い実の枝は銀葉です。

一番太い枝を斜成体に使い、添えの枝を懸成体風に下げてみました。
枝が太いので留にもボリュームをつけました。
秋らしい赤い実の枝は銀葉です。

体の後添えの枝の枝先を後方から前に振り出し、下の枝(受ける枝)の枝先を後方へ振り出し、体の後に玉を取ります。
玉は大きすぎても小さすぎても調和を欠くため全体の大きさを見定め、大きさを決めます。

水盤の後半分に花を盛り、前方の水面の広がりを生かしていく花態です。
もともとは自然の風景の美しさをあらわすことから生まれた花態で、池辺に立って向こう岸の景色を眺めているような感覚で生けます。
草木が美しい茂みを作っている静かな池畔の風趣を感じさせるようまとめます。
体の枝は、やや短めにして水面にかぶさるよう斜め前に張り出し、用も体に応じて低くいれます。
前方の水を美しく見せるために手前の花は変化をつけながら短くまとめます。

ハイビスカスというよりむくげに近い葉をもった木物。
ちょうど三才格にたまった形の枝だったのでそのまま客位にいけました。花がないので、彩りに小菊を添えてみました。

ボリュームがあるフォックスフェイスを横に使い、モンステラの葉を反対側に使うことでバランスを取りました。
ミニバラやドラセナ、ハイビスカスアイボリーでフォックスフェイスとモンステラの間の空間に流れと動きをつけてみました。

この花態は、体の枝が上部で反転しながら日裏を向ける姿を美しく捉えたもので、その立ち上るさまに植物がもつ生命感を託した花態です。
体の日表が裏向きになるため、体の後添の位置に表に向けて『体受けの枝』を備え、体の日表と体受けの日表が向かい合うように扱います。
また、用と留は幾分低く引き締めて、逆体の美しさを充分に生かします。