2005/7/31

沼沢の景は、左盛体立盛応用で、湿地や沢の水辺に株立ちながら繁茂する植物の美しい景観を表す花態です。
水盤の一方に深みを取り水の淀みを表し、後方に添景をいけて遠近感を出します。

沼沢の景は、左盛体立盛応用で、湿地や沢の水辺に株立ちながら繁茂する植物の美しい景観を表す花態です。
水盤の一方に深みを取り水の淀みを表し、後方に添景をいけて遠近感を出します。

陽の光をいっぱいに浴びて力強く成長する向日葵を「空」、レザーファンと、それを補う小さな向日葵を大きな向日葵に寄り添う「依」として扱っています。
足元をあわせすっきりといけあげました。

太陽に向かう向日葵に表情のあるレザーファンをあわせ、奥行きを持たせながら、力強くまとめてみました。

先々週に引き続き飾盛体をいけました。
オーニソガラムを面、木麻王(マクマオ)を線、ヒベリカムをマッスと考えていますが、3種類とも線・面・マッスとしての扱いが出来る材料なので、見る方向で表情が変わります。

飾盛体は、盛花、瓶花のあらゆる基礎的な花態を応用、変化させて自由に構成する活用花態で、花器と花材が一体となるように生けます。
個々の植物がもつ形状や性質、色彩、質感を見極め、線、面、マッス(塊)といった要素として捉え構成します。
現代建築や生活様式にマッチするようモダンな感覚の花として創案された独創的な生け花です。

三才格の花の姿は、用と留が体をはさんで左右に分かれ、用は高く留は低く位置しています。
体は用の枝の中ほどまで密着して伸び、用から分かれた枝は、ゆるやかな曲を描いて上に伸びます。
体の格先はちょうど根元の真上におさまります。
留は用の反対側に低く出ます。
足元を密着させることが大事です。

祇園祭や天神祭りの頃になると邪気をはらってくれる言祝ぎの花として愛用されるこの花の季節です。
軸付葉物のいけ方に従い、用の葉3枚(裏)、用、体の前添え、体、留の葉2枚(裏)、留、奥行、奥行の葉2枚(表)五花七葉で平組にいけました。
殆どたまりませんので、軸の曲がりをよく見て、枝を選ぶようにします。