2005/2/27

二重切の上の口に横姿、下の口に縦姿を生け、上の横姿を富士流しにしています。
富士山に雲がたなびく様子を生け表したものです。
下の口の縦姿は生登しにし、留は前振りに生けます。

二重切の上の口に横姿、下の口に縦姿を生け、上の横姿を富士流しにしています。
富士山に雲がたなびく様子を生け表したものです。
下の口の縦姿は生登しにし、留は前振りに生けます。

この花態は、用の枝を体裏から体の弧の内側、横に向かって振り出す花態です。
体の枝を中心に用と留が円を描くような感じになります。

こちらは普通に三才格に生けてみました。

辛夷の枝は、折れやすく揉まりませんのでもともとの枝からそれぞれの役枝を選び、その役枝に肉付きになる枝を添えます。
今回は、金魚草を懐の肉付きに使いました。

体・用・留のそれぞれの格先に花がこないので、用は、花でなく葉を格先として扱いました。
足元を一つにまとめることでスッキリした印象に仕上がります。

一般に置き花器に単独で生ける場合には、上に伸びる姿=縦姿で生けますが、水盤等に二、三花態を取り混ぜて生ける場合には、横姿が生けられます。
今回の縦姿は、枝先に葉が付いた用の枝を切ってしまうのが惜しいので用流しにしています。
長い用の枝は前方になびかせ、枝先を上に向けることでバランスをとります。

カラーはたまりませんので、1本1本の反り具合などをみながら体、用、留の枝を決めます。
三才格でも殆ど直立に近い真の花態として扱います。

飾盛体は、盛花、瓶花のあらゆる基礎的な花態を応用、変化させて自由に構成する活用花態で、花器と花材が一体となるように生けます。
個々の植物がもつ形状や性質、色彩、質感を見極め、線、面、マッス(塊)といった要素として捉え構成します。
現代建築や生活様式にマッチするようモダンな感覚の花として創案された独創的な生け花です。